2020/12/11 00:49

災害が起こると、被災地では外部からの物資が支援される制度がありますが、一般の企業や家庭ではそういうわけにもいきません。
そこで大切になってくるのが備蓄です。

災害発生から3日分(可能であれば7日分)の水、食糧、トイレ等の生活必需品を最低でも備蓄しておきましょう。

「水の備蓄」

1人1日3ℓ×3日分=9ℓ

「食糧の備蓄」

1人1日3食×3日分(5日〜1週間分)の備があれば安心です。


「ライフラインの復旧時間」

「阪神淡路大震災」        「東日本大震災」
 電 気:  2日              6日
 水 道:37日            24日
 ガ ス:61日            34日

電気:一番早く復旧することが知られており、早ければ2日、遅くて約5日
         前後で復旧されるとする。

水道:災害発生から約2週間で50%、約2ヶ月で95%まで回復が想定される。
   避難所の場合は給水車が定期的に巡回するが、道路の被災状況により、
         発災後3日〜5日かかることもある。

ガス:約2ヶ月で80%まで回復想定。

下水道:被災規模の程度で地域によって大きく異なる。
    ・早い地域では約1ヶ月後
    ・遅い地域では3ヶ月間


「非常食についてのポイント」

①常温で長期保存が可能な食品
②携帯ができる
③加熱不要でそのまま食べられ、水やお湯で食べられるもの
④日常で食べているもの→慣れていないものでおいしくない場合は、余計に
   ストレスが蓄積されてします。


〜まとめ〜

「備蓄」とは、日頃から保存できる水や食糧をストックすることです。
電気・ガス・水道等のインフラがストップした時に役立つ飲料や食糧を準備
しておくことがとても大切です。

 特に新型コロナもあり、今災害が発生した場合、感染のリスクも鑑みると
避難所に行かない方も少なくないのではないでしょうか?

そうなると、支援物資を受け取ることも難しくなりますので、まずは自宅に
災害用の飲料・食糧を備えることが大切になってきます。

飲料や食糧だけでなく、数日間生き残るために必要な物は多々ありますので
これからも少しずつご紹介させていただきます。